昆布
かつお節に代表される魚介系のだしがイノシン酸を主体とした成分であるのに対して、昆布はグルタミン酸が多く含まれています。かつお節と昆布を併用すると、旨味の相乗効果が起こり、単一で使用するよりも数倍味が良くなります。
福島鰹ではだし昆布を中心に各品種、生産浜による味の違いを重視し、鰹・削り節との組み合わせや用途を考慮した製品をお届けします。
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利尻昆布
利尻島、礼文島、北海道の北端である稚内からオホーツク沿岸で採取されます。上品な深い香りと旨味があり、和食に合わせやすい昆布です。味、色、ともに鰹節のだしや、素材の邪魔をしない昆布として特に京都を中心とした関西地方で多く使用されています。寝かせ、熟成させることで味、香りともに素晴らしい最上の昆布になります。
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真昆布(道南昆布)
函館周辺の海域で採取されるため道南昆布とも呼ばれます。
豊富な旨味を持ちながら臭みのない澄んだだしがとれるため、だし昆布として料理店、和食店を中心に使われます。利尻昆布と比べ、上品な甘みが特徴で、かつおと合わせるとそれがより顕著に出てきます。
また促成昆布の収穫が豊富なため、全体の生産量が多く安定していることも特徴です。 -
羅臼昆布
知床半島の羅臼周辺にて採取されます。
味が濃く、香りも強く、一度使い始めると他の昆布では換えが効かないほど、強烈な味の印象を持つ昆布です。一方昆布の表面が柔らかく、だしに色がつきやすい特徴もあります。 -
日高昆布
襟裳岬周辺の日高地方で採取されるミツイシ昆布を日高昆布と称します。
道南、利尻と比べて、葉が柔らかく昆布巻や煮物に使用しやすいことから関東地方以北でよく使用されます。 -
なが昆布
釧路・根室地方で採取されます。
長さが約6~15mと長い昆布で、だし用としても利用されますが、昆布巻・佃煮・結び昆布などに多く使用されます。 -
棹前昆布
釧路・根室地方で6月に採取されます。
昔から野菜昆布と呼ばれるくらい葉が柔らかいのが特徴。
だし用というより、食用がメインの使用方法となります。 -
昆布粗砕
お客様のニーズに合わせて、粗砕後パック製品にし{計量作業}を軽減して、簡単だし取りををご提案させて頂きます。
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昆布粉末
微粉末にすることで、トッピングや練り込み用にご使用いただけます。
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厚葉昆布
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羅臼耳昆布
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長頭昆布
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根昆布
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耳昆布